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2014年9月20日土曜日

英字新聞ジャパンタイムズの検閲

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 次のコメントは、電子メールを介してコミュニティ・セクションエディタに届けられた後に、ジャパンタイムズの検閲を受けました。これは5日前に投稿され、(除去は、ミスをフィルタリングする自動的スパム防止ではなかったことを意味する)49票と100以上の返事を集めました。

 今年、朝日新聞などの新聞社は、ニュースの誤報に対し、謝罪し措置を講じなければなりませんでした。もし、日本で英字新聞が誤報したと他の新聞社が嗅ぎ付けたら、どんな結果になるでしょうか?茨城県牛久市の警察署が、新聞で自分たちの捜査が誤報されたことに気付いた場合、どんな結果になるでしょうか。

 この誤報に関して、コラムや記事の責任者である、ジャパンタイムズの『コミュニティ』セクションのベン・スタビングズ編集者にメールを送りました。スタビングズさんから返事はなく、措置も講じられませんでした。

 私はこのメッセージのコピーを、間違えられた新聞と、その捜査を誤報された警察署に送ったので、ジャパンタイムズが故意に虚偽の報道を訂正なしで公開したままにしていることに気付いたのです。

 最新のコラム『 Just Be Cause 』《目に見える少数民族が警察の捜査網に捕まる》に応えて、私は、下記のように英語で投稿しようとしました。


ILLUSTRATION BY ADAM PASION
"Visible minorities are being caught in police dragnet"
有道出人アルドウ・デビト博士の記事の引用:

原文:
"When asked what he was doing, he said he was meeting friends. When asked his nationality, he mentioned his dual citizenship. Unfortunately, he carried no proof of that."
訳文:
何をやっていたのか尋ねられると、彼は、友達に会っていたと言った。国籍を尋ねられると、彼は自分の二重国籍に言及した。残念ながら、その証拠は持っていなかった。
 これら三つの文章に膨大な省略があります。有道アルドウ氏が自分のソースとして挙げている朝日新聞の記事によると、20歳フィリピン人の二重比日国籍等について言及していることは、このように通りで起こったことではなく、それ以降の文節で信じるようになるのです。警察署まで送り届けることと彼の国籍の発見の間の時間的順序は、この記事では反対なのです。

 有道アルドウ}氏も調達した日本経済新聞の記事によると、この情報は、後に警察署で通訳を介してのみ明らかになったものです。有道アルドウ}氏が彼の潔白を証明する基本的な事実を発見するために通訳を用いる必要があったとは言わないよう決心したことは、気になるところです。

 有道アルドウ}氏が調達した朝日の記事では―それを読んだことを意味している―最初に会ったとき、容疑者は、「友達会いに来ました」などと言って、「片言の日本語」を話した、とされています。片言の日本語であることと、日本語で国籍を明確に伝えることができないこととが、彼を逮捕せずに、自発的に警察署まで署員に同行するよう要求した理由でした。有道アルドウ}氏がこの大切な要点を省いたことは、気になります。

 有道アルドウ}氏が、言葉の問題に関するすべての詳細を省いた理由が、それが、望む談話を損うからだというのは、疑わしいことです。この可哀そうな仲間を拘留する警察の決定は、全く〈物理的な外観〉に基づいて【4回も述べられている】おり、基本的なコミュニケーション能力の低さとは関係がありません。まだ朝日新聞日本経済新聞の両新聞社の記事だけで、日テレ毎日新聞、および事通信社も同様なのに、有道アルドウ氏の記事では外国語という日本語の通話問題についての参考数は、0回です。一度も述べられていません。

 おそらく有道アルドウ氏は、論文の焦点のために『人種差別』のことで頭が一杯であるために、おそらく日本国籍を持っていないと警察が疑う他の理由があるなどということを考えることができなかったのです。彼は自分が日本国籍であることを警察に話せるほど、十分に日本語を話すことも理解することもできませんでした。

 統計的に珍しいことですが、法的に日本国籍を持ちながらわずかしか日本語が話せない、または完全に話せないことも、あります。警察は謝罪することをほのめかしているので、これからの遭遇する件のためにもその可能性を考慮に入れる必要があります。

 個人意見ですが、現場での、職務質問自体は、多分「何しているの?」「どこに住んでいるの?」とか聞いて「トモダチにアイにキタ」といった感じで、多分、この時点で、応答がちぐはくなので、警察署に任意同行を求めました。同署で、「どこの国の人」と日本語で聞いて、多分、日本語で「フィリピンとニホン」と応えています。二重国籍ということが思いつかなかったのでしょう。容姿と片言しか話せなかったことから、外国人だろうと思い込んで、旅券/在留カード不携帯罪で、現行犯逮捕ということでしょう。

 有道アルドウ氏が、日本語能力問題を省略して、その逆の時間配列によって、記事のこれらの重要な事実を歪めてしまったことは、残念なことです。

 さらに有道アルドウ氏は、この事件の他の記事を読んでいくつかの翻訳ミスをしたようです。

有道出人アルドウ・デビト博士の記事の引用:

原文:
"the cop … took him in for questioning — for five hours. Then they arrested him … according to a Nikkei report … and interrogated him for another seven."
訳文:
警官は…尋問のために彼を連れて行った―5時間。それから、彼らは…日経によると…彼を逮捕し、さらに7時間彼を尋問した。
 算数を行うと、彼は合計12時間、尋問したり質問したりされたということになります。

 しかし、日経や他の新聞を読むと、17時に(またより具体的には、17時05〜10分頃)逮捕し、尋問は7時間のみであったということです。つまり、有道アルドウ氏が日本語のを読み違えた、または翻訳し間違えた、ということです。おそらく『午後』ではなく5時間をプラス〔+〕追加7時間だと思ったようです。

 有道アルドウ氏が和文を読み違え、誤訳・誤報したことは、残念です。

 ジャパンタイムズのモットーは『 All the News Without Fear or Favor 』《厳正公正な報道》ですが、本当でしょうか。
Wow. I've just been totally censored by the Japan Times [Removed]

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